「気がつけば、高額な自己啓発やスキルアップの講座に申し込んでしまったが、結局続かない…」
そんなお悩みが、特に人生に真面目なビジネスパーソンに多いようです。
特に、キャリアに悩む40代~60代の会社員ビジネスパーソンの方々は特に、こんな焦りがあるようです。
「自分のキャリアに行き詰まりを感じる…」
「とりあえず何かを学ばなければ、と焦ってしまう…」
そんな焦りに追われる毎日の中で、たまたま見かけた広告で、自分の未来に役立ちそうなスキルを教えてくれるスクールが紹介されていました。焦りのあまり申し込んではみたものの、なかなか学び続けることができず、何も変わらない。
「気がつけば、高額な自己啓発やスキルアップの講座に申し込んでしまったが、結局続かない…」
と後悔しても、支払ったお金は一円たりとも戻ってはきません。
とはいえ、VUCAの時代、今のままの自分で逃げ切れるはずもなく、自己研鑽をしなければならない。しかし、何に課金したらよいのか?
もし、あなたに、そのようなご経験があるのであれば、お伝えしたいことがあります。
「お金を支払って自己研鑽をきちんとするのであれば、焦って課金する前に、やるべきことがある」ということです。
この「課金の前にやるべきこと」をやらずに、広告に乗せられて、慌てて課金すると、結局何も身につかず、お金だけを失ってしまうことになりかねません。
「課金して学べ」は本当に正しいのか?
最近よく耳にする言葉に、「自己研鑽にはあえて課金しろ」というものがあります。確かにお金をかければ、強制力が働き、「やらざるを得ない」環境を作りやすくなります。心理的な背水の陣を敷いて、自分自身を追い込むことで、結果的にスキルを身につけられる場合もあるでしょう。
しかし、課金したからといって全員が学びを継続できるわけではありません。
実際のところ、いくら高額な講座に申し込んでも、続かない人は続かないのが現実です。その原因はシンプルです。
そこで、せっかくかけたお金を無駄にしないために、キャリアに役立つ自己研鑽ために必要なことを2つ、ご紹介します。
まずは無料で続けられるか試してみる
まずは、おすすめの1つ目。それは、課金をする前に「無料で続けられるかを試すこと」です。
例えば、今話題の「生成AI」を学ぼうと思ったとしましょう。すぐに高額なサブスク型講座に申し込むのではなく、まずはWEBの記事やYouTube動画などで1週間、無料で学び続けられるか試してみてください。
もしそれが続けば、本当にその学びはあなたにとって価値があるということです。その時点で課金を検討しても遅くありません。
逆に、無料の学習が1週間も続かないようなら、それは現時点であなたが本当に求めているものではない、もしくは今はまだ優先順位が低いということ。焦って無駄な課金をする必要はないのです。
自分軸を持って、無駄のない自己研鑽を
次に、おすすめ2つ目です。
課金して学んでも続かないのは、「やっている意味を感じられなくなる」ということに起因している解決策です。
キャリアに焦る気持ちはよくわかります。しかし、その焦りに任せて無計画に課金を繰り返すのではなく、まずは「自分が本当に学びたいこと」を見極めることが大切です。つまりは「自分軸を見つけること」が必要です。
※ここでいう「自分軸」とは、「こんなキャリアを歩みたい」という明確なキャリアプランだととらえてください。
ちょっと冷たい言い方になりますが、「課金効果(=強制力)」があることは一定の理解を示しますが、「課金効果」だけで自分の未来が明るくなるわけではありません。地獄の沙汰だけでなく、自分のキャリアも、お金次第であるほど、世の中、甘くはないようです。
そんな甘くはない世の中で、自分の人生に自信と誇りが持てるキャリア形成の為に、今から見つけたいことがあります。
「自分はどんなキャリアを目指したいのか?」
「そのためには、今どんな知識やスキルが必要なのか?」
その自分軸それをじっくり考え、その上で、自分軸に合うものを、焦らず無料で試せる学びをまず試すこと。そこから、初めて「課金する価値があるもの」を見つけてください。
そうすることで、かけたお金が「望む以上の未来」という利子をつけて返ってきます。
そう、自分軸を持ってこそ、本当の意味でのキャリアアップが実現します。
まとめ:かけたお金で望む以上の未来を手に入れるために
今回は、
「大人が学び直しをするときには課金するのが当たり前」というその前に、やるべきこと
をご紹介しました。
「課金効果」を狙って背水の陣に自分を追い込む心意気は非常に素晴らしいものです。だからこそ、その心意気の通りに、自分の成長を感じられる自己研鑽を行っていただきたいと思います。
あなたのこれからのキャリアが、望む以上のものになることを、心から応援しております。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。
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