「ネガティブエミッション」とは、
空気中にすでに出てしまった二酸化炭素(CO₂)を、あとから取りのぞく技術や取り組みのことです。
名前の意味を分解すると:
- 「ネガティブ」=マイナス
- 「エミッション」=排出(=CO₂を出すこと)
つまり「排出をマイナスにする」という意味です!
比喩でわかりやすく(たとえ話):
たとえば、
部屋の中でお菓子をこぼし続けていたとします。
それに気づいて、「これからはこぼさないようにしよう」と決めたのがカーボンニュートラル。
でも、それだけじゃ部屋はきれいにならない。
ネガティブエミッションは、「今までこぼしたお菓子を、ほうきと掃除機で掃除する」ようなものです!
具体的な方法・事例:
植林(森林を増やす)
木は光合成でCO₂を吸収します。
→ だから森を増やす=空気中のCO₂を減らすことに!
例:日本やアフリカの植林プロジェクト。
バイオエネルギー+CCS(BECCS)
- バイオマス(木やトウモロコシなど)を燃やしてエネルギーを作る
- そのとき出るCO₂を地下に閉じ込める(これがCCS=Carbon Capture and Storage)
→ 植物は元々CO₂を吸って育つので、燃やしても±0
→ でも、それをさらに地下に閉じ込めれば、CO₂を「マイナス」にできる!
DAC(直接空気回収)
「Direct Air Capture」=空気から直接CO₂を集める装置
例:スイスのClimeworks社が開発した装置。工場のような建物がファンで空気を吸い込み、フィルターでCO₂だけを取り出して地下に貯蔵します。
→ テクノロジーによる掃除機!
まとめ
用語 | 内容 |
---|---|
カーボンニュートラル | CO₂の出す量=吸収する量 → ±0にする |
ネガティブエミッション | CO₂の出す量 < 吸収する量 → 空気中のCO₂を減らす |
※記事内容については、事実確認を心掛けております。しかし、学習(インプット内容をアウトプット)としているため、誤った認識がある可能性がございます。ご了承くださいませ。
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